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2023.06.16
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【淀川区/塚本/児童発達支援】幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」とは?⑥

こんにちは!
塚本駅前にこにこツリーハウスです。

今回のテーマである「10の姿」とは、小学校入学前までの子どもに
身につけてほしい資質や能力をまとめた
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」
毎日の遊びを通して、子どもたちの目指すべき姿を明確にし、
保育園や幼稚園、認定こども園などの共通の目標として策定されました。
ツリーハウスでは、就学前に育ってほしい「10の姿」を意識しながら、
個々に支援計画を作成し、療育に取り組んでいます。

①健康な心と体
②自立心
③協同性
④道徳性・規範意識の芽生え
⑤社会生活と関わり
⑥思考力の芽生え
⑦自然との関わり・生命尊重
⑧量・図形、文字等への関心・感覚
⑨言葉による伝え合い
⑩豊かな感性と表現

ここでは、文部科学省「幼児教育部会における審議の取りまとめ」の資料を参考に、
10個の視点を遊びや援助の具体例を挙げながら、1項目ずつわかりやすく解説したいと思います。

今回は、⑥思考力の芽生えについて触れていきます。
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⑥思考力の芽生えと関わりの目的としては
*身近な事象に積極的な関わり、物の性質や仕組み等を感じとったり気づいたりする中で、

思い巡らし予想したり、工夫したりなど多様な関わりを楽しむようになる。
*友だちなどの様々な考えに触れる中で、自ら判断しようとしたり考え直したりしながら、

新しい変えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをより良いものにするようになる。
事例として
*身近な環境に積極的に関わり、自分から気付いたり、発見を楽しんだり、考えたり、

振り返ったり、それを別の場面で活用するようになる。
*様々な環境下で、より深い興味を抱いて不思議に思ったことなどを探究したりするようになる。
*身近な物や用具などの特性や仕組みを生かしたり、いろいろな予想をしたりし、

楽しみながら工夫して使うようになる。

ツリーハウスでは療育の中、積み木やブロック、プラレールなど、子どもが創造的に遊べる玩具を準備しています。

遊びの中で新たな発見や発展できるように援助しています。
「思考力の芽生え」は、周囲の環境に好奇心をもって積極的に関わることが第一段階とされています。
自分のイメージを言葉や形にして表現できるようになると、コミュニケーションでのつまづきが少なくなっていき、

集団生活を楽しむ力も付いてきます。

例えば「積み木を高く積む」ゲームをグループで対戦することで、友だちと知恵を出し合いながら楽しみます。

ゲームの中で、失敗を経験することも大切です。もちろん失敗がイヤで泣き出してしまう場面もあります。

そんな時こそチャンス!「どうして失敗したのかな」原因を一緒に考えます。
次の本番の前に作戦タイムを設けると、グループ内で

「どの積み木を使えば高くなるのか、崩れにくい積み木はどれか」

など意見を出し合ったり、役割を決めるなど協力する楽しさを味わいます。
グループ活動の関わりの中、意思疎通ができていないことで

言い争いになる場面もあるかもしれません。

子どもたちが自分の意見を発表し、友だちの意見もしっかりと聞く習慣をつけていくことで、

集団活動に入っていける力をつけていきます。

子どもたちの思考力を育むためには、身の回りの事象に興味がもてるようにすることや、

子どもが他者の異なる意見に触れ、話し合う機会を作ることが大切であると考えています。

次回は ⑦自然との関わり・生命尊重に触れていきます

☆ツリーハウスでは、随時見学・体験会の申し込みを受付しております!
発達相談も受け付けておりますので、お気軽にお申し付けください。

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【事業者名】株式会社スマイルファクトリー
【事業所名】大阪市淀川区 児童発達支援 塚本駅前にこにこツリーハウス
【住所】 大阪市淀川区塚本2-18-15 4階
【TEL】 06-6309-5203
【受付時間】平日9:00~18:00
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